前回からの続きです。
最後にパセリパラパラして完成。
パンのお話に戻ります。
朝になりました。
外気温は8度。室温は17度です。
やはり緩衝材(ぷちぷち)を窓やドアなど全体的に貼ると保温力が違いますね。
過去記事 緩衝材
過去記事 緩衝材をカットして貼ってみました
きっと壁にも貼るとさらに効果があるのでしょうけれど、さすがに今回ぷちぷちハウスにするのはやめておきます(笑)
もっと気温が下がった時期に被災したら、残りの緩衝材を更に張り巡らすことにしようと思います。(なにせ42m巻きだったので大量にあります)
時刻は8:30。
朝のお掃除タイム。
避難生活で重要なことの1つは衛生面です。
お掃除だって毎日します。
掃除機がなくても、フローリングワイパーやコロコロなど電源不要の使い捨てお掃除グッズがあれば大丈夫!
さて、時刻は9:00。
今日は遅めの朝ごはんです。
まずはポテトサラダを作ります。
ポテトサラダも常温保存の食品のみで作ることができますよ。
材料は
・粉末マッシュポテト(コストコで購入)
・スイートコーン(生協で購入)
・コーンビーフ(コストコで購入)
・霧島山麓牛乳(ネットで購入)
・バター(スーパーで購入)
・熱湯
え⁉︎
牛乳もバターも常温保存出来るの⁉︎
とお思いの方はぜひ過去記事もご覧下さいね。
過去記事 ビーエルディー バターベル
さてボウルにポリ袋を被せて、熱湯とバター、牛乳を混ぜたら粉末マッシュポテトを入れて混ぜます。
レシピは粉末マッシュポテトの入っている箱に書いてありますのでその半量で作りました。
以前、1袋使って作ったらボウルいっぱいに出来上がって消費に困りました(笑)
さすがアメリカンサイズ‼︎
具材がないと寂しいので、今回はコーンビーフ缶半分と、スイートコーンを1袋使用しました。
朝食でも動物性タンパク質が欲しい我が家です。
スイートコーンは缶詰でも販売がありますが、パウチの方がゴミがコンパクトで良いですね。
賞味期限は缶詰よりは短いですが、我が家では普段使いでも結構活躍していますので問題なし。
本当、混ぜただけ。
包丁無し、洗い物なしで簡単にポテトサラダが食べられます。
ふらいぱんに敷いているのは『くっつかないホイル』です。
過去記事 フライパンを汚さない各種キッチングッズ
本当は、6歳さんが「コロッケ食べたい!」と言っていたのでコロッケにしようかと思ったのですが、パン粉を切らしていたので断念。
パン粉があれば、コロッケだって可能でした。
1日目のお昼に使っていたアルミ鍋で揚げ物も出来そうではありませんか?
日本列島の広範囲が被災する震災ですと、発災から日が経ち余震がだいぶ収まっても停電が続いている事態もありえます。
台風などによる停電の時なども、揺れを気にしない生活となりますので、揚げ物などにも挑戦していきたいです。
なので今度機会がありましたら練習してみます。
これは偶然なのですが、今回カメラマンさんが別日に撮影に行った企業さんが、左の缶詰の製造元さんでしたそうです!
なんと栃木県まで取材に伺ったのですって‼︎
それも今日の放送で流れるようなお話でした。
色々な種類のパンの缶詰がある中で、同じ商品を2度も撮影するとは(笑)何かのご縁でしょうね。
食品を切る時は、まな板の上にオーブンペーパーを敷きます。
ラップとは違い、包丁を使っても破れにくいです。
包丁は使い捨てに出来ないので、アルコールウェットシートやアルコール除菌スプレーなどを使用してふき取ります。
左の那須高原バター味は、プレーンなタイプなのでポテトサラダにもよく合います。
私はポテトサラダが入っているパンが好き(23年前にファミマで売っていたポテトパン、超ヘビーリピートしていました笑)なので、ポテトサラダを挟んで食べるのもオススメ。
少し甘めのパンと塩気のあるポテトサラダがマッチします。
マフィンのように紙のカップの入っています。
横半分に切ってみるとこの通り、結構ギッシリとチョコチップが入っています。
カセットコンロに網を乗せパンを少し炙って、チョコが少し溶けかかる感じにしたらもっと美味しそう。
子供たちには当然ながら(?)チョコチップの方が人気でしたが、おやつではなく食事として食べる場合はプレーン系の方がかなり使い勝手が良いです。
スーパーには冬場は特に色々なインスタントのスープ類が販売されています。
定番の『コーンスープ』『かぼちゃスープ』の他に『オマールエビのビスク』や『ビーフシチュー』など種類も豊富にありますので、お好みのスープでの浸けパンにもピッタリ。
余裕があれば、フライパンでちぎりパンを焼くのもアリですねー。
朝から焼きたてのパンとか最高です。
過去記事 防災仕様 フライパンでちぎりパン
こんなことを書いていたら、食べたくなってきました(笑)
しかしスープは昨日飲みましたので絵的に被るかなと、今回は野菜ジュースを合わせました(笑)
『1日分の野菜』は砂糖、食塩、香料不使用なので、避難生活でありがちな塩分過多の心配も無用です。
我が家には『1日分の野菜』がベストなのでは箱買いして備蓄していますが、野菜ジュースは商品によって味の差がかなりありますので試飲が必須です。
いざ避難生活で子供に出して、「イヤだー」と飲んでもらえないなんて困りますものね…
ということで、今回の朝食は
・パン2種類(バター味&チョコチップ味)
・ポテトサラダ(コーンビーフ&スイートコーン)
・野菜ジュース
でした。
そして…
無事に10:00を迎えました‼︎
避難生活シミュレーション、終了です。
なんでしょう、今回は全然辛くありませんでした。
寧ろ普段の生活より楽…(え、こんなこと言っていいのかな)
トイレは外なので夜はヒンヤリしましたが、それ以外は全く不便を感じませんでした。
食事の準備も前回の夏の避難生活シミュレーションよりも余裕があって、気持ちが軽く感じました。
夏も平気だと言っていた旦那さんも子供たちも当然全く苦になっていない様子。
私自身も、このシミュレーションでは「避難生活なのに悲愴感がない」のではないかなと思いました。
これは‼︎
大成功ですね‼︎
辛くない避難生活‼︎
我慢しない避難生活‼︎
夏は暑さと、何より湿気が不快でしょっちゅう体を拭いて時間が取られていましたが、今回の冬の場合は室内環境をコントロールしやすいことが心に余裕が出来たようです。
このことからも、季節や住環境の良し悪しは避難生活の質や心の健康に大きな違いが出ると分かりました。
夏と冬、どちらの方がマシなのかと聞かれたら愛知県在住の私は即答で『冬』です。
冬は着込むことでも調節出来ますが、夏の湿気は電気無しの生活ではどうにも出来ませんでした。
地域によっては、豪雪地帯の方などは冬より夏の方がマシよ‼︎と答える方もいるかと思います。
最後になりましたが、ゴミの量は45ℓのゴミ袋に2/3程度でしょうか。
カセットガスボンベは、3本空(冷蔵庫、ストーブ、コンロで使用)になり4本目(冷蔵庫で使用)がたっぷり余っているという状態でした。
室温が夏より低いので、ガスボンベの効率も下がりますね。夏は冷蔵庫が1本で24時間稼働しましたが、今回は22時間程度でした。
使用したお水の総量は、6ℓ(500mlを12本)+野菜ジュース。
お水の使用に制限をつけていませんでしたが、結局この量で生活できました。
夏の時はお水5.5ℓ+作り置きの麦茶2ℓ+野菜ジュースなので1.5ℓの差ですね。
1人1日3ℓ計算ですと、4人家族の我が家は12ℓ必要ですが、4人のうち2人は6歳、2歳ということもありヨーキーさん分を数えても大人1人分にもならなかったようです。
ということは…
現在約420ℓ備蓄があるので、6ℓ計算なら約70日過ごすことが可能ですが実際は50日くらいに考えておきます。(そこは適当笑)
そして、排気用の液体(缶詰の汁など)は1ℓもありませんでした。
今回はお洗濯をしなかったからかな。
過去記事 自宅避難生活シミュレーション⑦〜洗濯編〜
夏と違いゴミの節約をそこまで細かく意識しないで実施してみましたが、そこまで大きな差は出ませんでした。
冬は虫も湧きにくいし、ゴミも臭いにくいので気が楽でした。
楽だったーという私をみて、旦那さんは『夏は猛暑の日(世間は38度だとか気温の話題で持ちきりでした)だったし、もっと寒い時期にやろうか』と言ってくれました。
えっ?いいの⁇
まぁ確かに今年は温かいですものね。
ではいずれ挑戦してみたいと思います。
シミュレーションとはいえ、備蓄が減るのでまた増やしてからの挑戦にしたいです。
なんだか前回よりもさらに少し自信がつきました。
夏のシミュレーション終了時の家族からの要望・課題もクリアしましたし、乗り越えたというより普段の生活にとても近い感覚で過ごせていました。
備蓄に終わりはないので、上を見ればキリがないのですが、今備えているグッズが我が家にとっては快適に避難生活を送ることができるラインナップかなと思いました。
今回のレポートはここで終了。
まだまだブログは続きますので、これからもよろしくお願い致します!
【お知らせ】
今日のCBCテレビの放送、番組は15:57〜19:00です。コストコでの撮影では今回のシミュレーションで使用した商品も紹介させてもらいましたので是非ご覧くださいね!
そして、今タイトルの番号の間違いに気付きました。洗濯編が『⑦』なので今回の自宅避難生活シミュレーション〜実践編(冬)〜は『⑧』ですね。直しておきます。