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Channel: 主婦による防災グッズ・非常食の備蓄 プチ・プレッパーの防災ブログ
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催涙スプレー

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今回は、避難生活で役立つグッズ『催涙スプレー』をご紹介します。


巨大地震災害の後は、治安が著しく悪化するのは目に見えていますよね。


東日本大震災でも、被災地に窃盗集団が乗り込んで空き巣を働いたのはマスメディアでも取り上げられていましたね。


また、停電中ということもあり闇夜に紛れて性犯罪なども増えました。


避難所は安全だという希望を打ち砕くかのように、知らない人たちと協力し合い寝食を共にする中で、数多くの被害者が出たりもしました。


そうなると、やはり自己防衛対策も必要です。




こちらの催涙スプレーは、OCガスと非可燃性ガスで出来ています。


OCガスとは、いわゆるトウガラシスプレーなどに使われているもので、チリペッパーから抽出された成分と化学薬品の液体を混ぜたものです。


これは水に溶けることはありませんので、水によって簡単に洗い流すことが出来るものではありません。


OCガス泥酔者のような痛みなどを感じ難い相手にもしっかりと効果があります。


海外の警察でも暴れて危険な容疑者などを、効果的に鎮圧出来るアイテムとして標準使用されています。


効果としましては、強烈な目と喉の痛みと激しい咳込み、皮膚の抹消神経の燃えるような感覚など、どれも耐えがたいものばかりです。


また、噴射を受けた後1〜2時間はその強烈な効果が持続しますが、失明などといった後遺症の心配はなく、その後数時間で完全に回復します。


噴霧距離は2〜3mもありますが、風向きなどには注意ですね。


直接吸い込むことがないように、スプレーをする手と反対側の肘裏で口や鼻をガードし、噴霧の前に大きく息を吸っておいて一時的に呼吸を制御した方が良いでしょうね。


これは練習をしてみても良いかもしれません。




催涙スプレーは加圧ガスなので、飛行機搭乗時の手荷物でなくても機内への持ち込みは禁止だそうです。没収の可能性があるのでご注意を。




↑噴霧口がロックされている状態




↑ロック解除の状態




↑こちらもロック解除の状態

ロックと解除はスライドをするだけ。




この催涙スプレーは手のひらに収まるサイズなので、ポケットの中で準備をすることが出来ます。


不安を感じる場面で、予め手の中で準備をしておくと少しは安心出来ますね。


使うような場面に出会さない事が最善ですが、普通の状況とは言えない被災地での生活には持っているとお守りのような存在としてもアリなのかなと思います。


私の場合はマンション低層階での自宅避難生活なので、ベランダからの侵入に備えて購入しました。


ちなみに、既に粉塵用ゴーグルも2つ備えてありますので、それもまた合わせて役立つかなと思っています。
目のサイドまでしっかりと覆ってくれるし、眼鏡の上からでも装着出来るので使い勝手が良いですよ。
過去記事 保護めがね


あとは催涙スプレーの中和剤も一緒に備えておきたいなと思っています。


基本的な防災グッズは全て揃っていますので、次のステップとしては、少しずつ自宅を要塞化しようとも考えてもいます(笑)


構想はあるのですが、納得いくようにするのはなかなか難しいですね。


しかしながら、いよいよプレッパーらしくなってくるなと、少しワクワクしています。
















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