身近な人がコロナに感染したとの報告を受けて、隔離生活で役立つアイテムは持っているか聞いたところ…
マスク以外はありませんでした。
買ってきたというアルコール除菌剤も、キッチン用の一般的な濃度のアルコールでした。
※
消防法での制約があるため、高濃度のアルコールを製造できるメーカーは限られています。ご興味のある方は、詳細を書いた過去記事をご覧ください。
パルスオキシメーターは、保健所がすぐに持ってきてくれるとのことでしたので、それ以外であった方が良いものをお届けしてきました。
ということで、
同居者がコロナ感染者となった場合に
隔離生活中に便利なアイテムを、「地震による自宅避難生活対策の備蓄品」から勝手にランキングにしてベスト3をご紹介します。
第3位
体拭きシート
感染者とお風呂を共有するのは、管理が難しいので、隔離された感染者は自室で体拭きシートを利用して清拭すると良いでしょう。
私は毎日感染者が入った後に浴室や脱衣所まで消毒をするというのは重荷に感じるので、この方法を選びました。
体拭きシートを使用する際は、必要枚数を耐熱皿などに乗せて、電子レンジで軽く温めて提供してあげると少しでも快適になるかなと思います。
清拭後は自室に置いたゴミ袋に捨てて貰う事で、感染していないであろう同居者がウイルスに触れる機会を減らすことが出来ますね。
ここで言うところの体拭きシートは、夏によく売れる清涼感のある「汗拭きシート」のことではありません。
ワキや背中などには良いかもしれませんが、デリケートな部分には不向きかなと思います。
体拭きシートの代わりに赤ちゃんのおしり拭きは使えますね。
我が子が赤ちゃんの頃には、電気で常に温められるおしり拭きウォーマーを使っていましたが、廃棄していなければ、隔離生活で活躍したアイテムだったなと思いました。
中身はこんな感じ。
地震による自宅避難生活では、電子レンジは使えないので、アイラップに入れて湯煎します。
アイラップは湯煎可能な素材で出来ているので優秀なので併せて備蓄しておくと良いです。
過去記事↓
第2位
口腔ケアシート
歯磨きによるクラスターが起きた話がある程、飛沫がよく飛ぶ歯磨きタイム。
感染と同じ洗面所を使用するとなると、その清掃や消毒作業が必要となるので、その手間を考えると自室で行いたいものです。
また、感染が分かったら、まず最初に私が廃棄したいのは歯ブラシです。
形状や素材的に除菌をするのが難しいですから、廃棄してしまうのが手っ取り早いのではないかなと思います。
そこで、水を必要とせず使い捨てにできる口腔ケアシートはあると便利ですね。
私が選んだのは口腔ケアウェッティー。
シートを1枚指に巻きつけて、歯や内頬、上顎、舌の汚れを拭き取ることができます。
口腔ケア用品は薬局の介護用品売り場で見かけますので、手に入り易いアイテムなのもありがたいですね。
地震の時の自宅避難生活では、ゴミを減らしたいですし、保存水の節約もしたいですから欠かせないアイテムです。
第1位
高濃度アルコールスプレー
私が選んだ「ドーバー パストリーゼ77」が、数あるアルコール除菌剤の中で信頼を置いて優秀なのは過去記事に書いているので詳細についてはここでは割愛させていただきます。
過去記事↓
どうやらパストリーゼのムック本まで発売されているようですから人気もあるのが伺えますね。
隔離生活では、使用後の食器をスポンジで洗う前に吹きかけたり、ドアノブなど隔離生活で感染者が触れる箇所の拭き取りに使用します。
また、1つのトイレを共有する住まいでは感染者と同じトイレを使用することになるので、便座、蓋、床、トイレットペーパーホルダーなどの清掃に使用します。
感染者がトイレを使用する度に拭き取りをするので、アルコールとトイレットペーパーを普段より多く使用しますから、共に相当量の備蓄はあった方が安心ですね。
また、アルコールでドアノブなどの拭き取りをする際には使い捨てのダスターが便利です。
使い捨てダスターは100円ショップやホームセンターでも手に入ります。
使い捨て商品はエコではありませんが、非常時にはとても役立ちますので、アルコール除菌剤と一緒に備蓄品として置いておきたいですね。
ここまで第3位から第1位までご紹介しましたが、あくまで地震による自宅避難生活対策用の防災グッズとしても備蓄出来るアイテムとして、私個人のランキングを挙げたものですのでご了承ください。
差し入れは喜んで貰えたようで良かったです。
どのように使うと良いかメモ書きして貼ってお渡ししました。
家庭内感染をしないように祈っています。