今回ご紹介するのは、賞味期限が来て試食するのを楽しみにしていた商品です。
防災用の非常食として販売されている商品ではありませんが
我が家の非常食としてストックしているのが、この参鶏湯(サムゲタン)。
韓国料理屋さんへ行ってメニューにあったらまず頼んでしまうほど
お気に入りです。
美味しいのはともかく、なぜ非常食にまで備蓄しているかというと
とっても栄養価が高いからなのです。
1kg入りのレトルトなのですが、そのカロリーはなんと1230kcal‼︎
そして、ウィキペディアによると
参鶏湯とは中華から流入された韓国料理の一つで、
鶏肉と高麗人参、鹿茸、ファンギ(キバナオウギ)などの漢方と
もち米、くるみ、松の実、ニンニクなどを入れて煮込んだ料理である。
薬膳料理や補身料理(ポシン料理・滋養食)ともされている。
とある通り、滋養強壮に良いとされている物が
ふんだんに使われています。
日本の土用の丑の日に鰻を食べるように
夏場の疲労回復に食べることが多い事から
夏場だけ販売しているお店もあるとのこと。
ただ、注意も必要です。
風邪で熱がある時に、朝鮮風の高麗人参が入っている物を食べると
動悸を誘発するらしく禁忌だそうです。
では湯煎で20分温めます。
鍋が22cmなのですがはみ出ます。
大きさが伝わりにくいので…
一般的なおかゆのレトルト250gと
比較写真撮ってみましたのでご参考に。
大きめの器に全部出してみました。
参鶏湯は元々まるっと一羽の鶏を煮込む料理ですが
この商品はパッケージにもハーフと書いてある通り半身です。
お肉の大きさはクリスマスシーズンにスーパーで売られている
骨付きモモ肉のような感じです。
使用しているシリコン調理スプーンは無印良品の物ですので
お持ちの方はその大きさが分かるかなと。
しっかり煮込まれているので
ほろほろ崩れてきちゃいますー。
では実食。
私が盛り付け下手なのもありますが
とにかくお肉が崩れる崩れる(笑)
大人2人と子供1人の3人で分けて
私の分が上の写真の分量。
ではまずはスープを。
パッケージにはお好みで塩コショウを調整して下さいとありますが
動物系の出汁がしっかり出ていますので
我が家には丁度良い塩味です。
私的には濃いめかな。
レトルトっぽい風味は否めませんが
概ね満足です。
スプーンでスープをすくうと
もち米が点々と入ってきます。
お肉は言うまでもなくほろっほろです。
噛み応えはちゃんとあり、じわーっとスープが広がります。
そして、私が参鶏湯を好きな点でもあるのですが
この商品もモチロン骨まで食べられます‼︎
上の写真は骨の断面。
初めて食べた4歳さんの娘も
手羽元サイズの骨を
「カルシウム〜!」と言いながら
バリバリというよりサクサク(実際には音はなりませんが)食べていました。
材料さえ揃えば、家でも簡単に作れる参鶏湯ですが
非常用にレトルトで備蓄しておけば
食欲がない時でも栄養を摂りやすいですね。
被災後は落ち込んだりして食欲も減退するかもしれませんが
しっかり栄養を摂らないと
免疫力が下がって病気になりやすくなったりしちゃいますので
ここぞというと日に食べたいなと思います。
もう一袋備蓄してありますが
来年に賞味期限を迎えるので、その前に買い足しする予定です。
お気に入り度 ★★★★☆
本日の食器
イッタラ サルヤトン レッドクレイ 680ml