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Channel: 主婦による防災グッズ・非常食の備蓄 プチ・プレッパーの防災ブログ
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WECK カラフル野菜のピクルス

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今回はWECKのモールドシェイプ160mlを3個に野菜ピクルスを入れて長期保存食にしたいと思います。


まずは、いつもと同じ作業、深い鍋に水と底網、WECKの瓶と蓋を入れて火にかけます。
※鍋は野田琺瑯のストッカーを使っています




水の状態からWECKを入れるのがポイント。熱湯に直接入れると温度差が大きいので割れる可能性があります。


底網もWECKが直接鍋底に当たる事で急激に温度上昇することを避ける為です。
なので、火加減も弱火〜中火にします。


100度になったら5分間、そのまま滅菌消毒します。




消毒が終わるのを待っている間に、野菜を食べやすい形に切ります。瓶の高さより短くなるように気を付けます。


今回は、人参1/2本、赤パプリカ1/2個、黄パプリカ1/2個、アスパラガス4本、セロリ1/2本、風味付け用にローリエを1瓶に1枚ずつ用意します。


ピクルス液は、小鍋にお酢150ml、水75ml、砂糖大さじ6杯を入れて火にかけます。砂糖が焦げないようにかき混ぜながら溶かし、一煮立ちさせ火を止めます。


我が家では甜菜糖を使っていますので、ピクルス液が茶色なのですが、上白糖を使うとそこまで色が出ないのでお好みでどうぞ。




WECKの消毒が終わったら取り出して、乾いた布巾の上で冷まします。
ここでも、乾いた布巾がポイント。瓶底が布巾に触れる時、温度差が大きくならないようにする為です。




カットした野菜ローリエをWECKに詰め終わったら、WECKの口に付かない様に漏斗を使ってピクルス液を入れます。


ここでのポイントは、WECKの口を汚さない事。この後、脱気するのですが付着物があるとしっかりと真空状態になりませんので、長期保存が出来なくなってしまいます。




オレンジ色のパッキンを蓋に取り付け、WECKの口に乗せたら金具で両側を固定します。


そのまま、先程滅菌消毒に使用した鍋へ再度沈めます。この時も、お湯の温度が高すぎるとWECKが割れる危険性があるので温度差に注意します。


また、脱気をするには水位がWECKの蓋よりも5cm以上は必要なので足りない場合は調整します。


WECKをそっとお湯に入れたら、火にかけます。すると、直ぐにWECKから中の空気が抜け始め、気泡が上がってきます。
※動画は火をかけた直後の状態です





このまま中火にかけ、100度になったらそのまま30分間待ちます。


しっかりとWECK内の空気を抜くことで真空状態に近づき、長期保存が可能になります。
今回のピクルスは約6ヶ月間の常温保存が可能です。


そこまで長期保存をしない場合は、脱気時間を15分にしてもOKです。


脱気が終わったら再び乾いた布巾の上に取り出し、自然に常温まで冷まします。


オレンジ色のパッキンのベロ部分が下を向いたら金具を取り外し、蓋を持ってみて外れないか確認します。




最後に消費期限のラベルを貼って完成。
私はマスキングテープにテプラで印刷したものを貼っています。


開封する時は、ベロ部分を引っ張ります。プシュッと音がしてWECKの中に空気が入ると蓋が外れます。


野菜の長期保存食は我が家の避難生活には欠かせません。
これは子供達も大好きで、手掴みでWECKから直接食べるほど。


非常食は彩りがあまりなく、どうしても茶色や白っぽい食事になりがちですが、ビタミンカラーがあると食欲も出てくるかなぁと思って作っています。


そして何より手作り保存食の良い点は、防腐剤などを使用せず、我が家の味をそのまま詰められるので健康的ですし、避難生活でも普段からの食べ慣れた味を食卓に出せます。


これからももっと色々な瓶詰めに挑戦していきたいです。



















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