今朝のミサイル発射は、いよいよ…な臭いがプンプンします。
皆さんは何かミサイル対策をしていますか⁇
Jアラートは、名前が洒落ていて緊迫感に欠けますが
要は空襲警報と同じですよね。
個人で出来ることは限られているのは確かですが
何もしないよりした方が良いというのは誰もが感じているのではないでしょうか。
個人での対策出来る範囲は
ミサイルへの対策は地震対策と共通点がいくつもありますね。
家の中心(窓から最も離れている場所)を家族皆で確認しておくこと。
Jアラートが鳴ったらその場所に移動し身を低くし頭を守る。
マンション住まいの我が家の場合は
和室の押入れとトイレです。
我が家はオーソドックスな間取りですので
同じようなお宅は非常に多いのではないでしょうか。
一戸建ての場合は地下シェルターが建設出来れば1番良いのですが
今すぐに出来ることは
やはり家の中心で身を低くして守るか、
クローゼットや押入れ、トイレに入る事。
狭い感覚で柱に囲まれているこの場所は比較的頑丈なのではないでしょうか。
個人で地震対策と兼ねてミサイル対策出来るグッズは
2年前に書いた過去記事ですが
大型グッズ シェルターをご覧下さいね。
また、普段の生活圏内にある頑丈な建物や地下への通路の確認も必須ですね。
外出時に瞬時に身を守る方法は他に思いつきません。
ミサイルに対して有効な自己防衛は他にはないと思います。
シェルターは一瞬で作れるポップアップテントではありませんからね。
当然の事ながら、陸上でほぼピンポイントでミサイルが直撃すれば
何をしても防ぎようがありませんが
それ以外ならば、Jアラート直後にとる行動の
ちょっとした差で助かることがあるかもしれません。
また、日本は核シェルターの普及率が先進国の中でも相当少ない国です。
国民あたりの核シェルターの普及率(NAVERまとめより)
スイス:100%
イスラエル:100%
ノルウェー:98%
アメリカ:82%
ロシア:78%
イギリス:67%
シンガポール:54%
日本:0.02%
新しい建物を建てる時に設置することを法律で義務化すれば、
今後の長期計画でなら100%に近づける事も可能ですよね。
次にお話しておきたい事。
地上に現存する建物で核ミサイル攻撃に対して
有効な防御効果が得られる場所と知られている中で
皆が知っている身近な場所は
なんと図書館です。
ローレンス・リバモア国立研究所の大気科学者
Michael Dillon氏(英学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society A)」に論文を掲載した方)によると
とにかく自分と爆弾との間になるべく大量の質量と物質を置くこと(重量を確保する)。
重いもの、コンクリート、本の山、土の山――そういうもので良い。
探したいのはコンクリートの屋根、壁。大きな建物のずっと奥に逃げこむだけでもいい。
地下は定番の避難場所だ。とのこと。(引用サイト)
確かに図書館はコンクリートの壁に加え、
本という分厚い紙の壁に囲まれています。
このようにどういう建物を探せば良いのか、
その基準を知っているだけでも
身を守る助けになります。
キーワードは『重量』です。
命が助かったらなるべく早く
身の回りに重量を確保することが被害を最小限に食い止める方法なのですね。
・Jアラート直後数分以内でとれる対策
・発射された物が核ミサイルかもしれないという想定をし、生き残った後にすぐにとる対策
ミサイル攻撃への対策は
地震対策と似ている部分もたくさんあります。
怖いーとか、誰か何とかしてよーとか
思っていてもどうにもならないのは確かなので
個人として備えられる範囲で
物質的にも知的にも準備しておきたいです。
戦後何十年もかけて築きあげてきた日本が
また同じような惨状になるのは本当に本当に避けたいところですね。
この時代に生まれた私たちは幸いにも
当時よりも科学技術などが進歩しているわけですが
ミサイルを迎撃出来るかもしれないという以外は
『防空頭巾を被って防空壕へ逃げる』というスタイルをとるしかないわけで
核という圧倒的な攻撃の前では無力だという現実を突きつけられた気がします。
早く、安全に、平和に
この問題が解決する事を願ってやみません。
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ミサイル対策として個人が出来る事
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