まずは、工具売り場にある作業マスクという名前の粉塵マスク。
プレッパー人気の3M社のN95マスクと比べると薄手ですが、ゴムがソフトな掛け心地のゴムなので使いやすいですね。
カップが深いのでマスクが唇に直接触れず、一般的な蛇腹型マスクより息苦しさが軽減されますからマスク嫌いな方にも良いですね。
あ、リップメイクも崩れにくいですよね。
避難生活でもメイクをしたい方もいると思います。
避難生活では女性らしさは必要ない&危険であると防犯面で賛否両論あるようですが、私的には人それぞれで良いのではないかなと思います。
東日本大震災の時、避難所にいる女性が欲しい物を聞かれて化粧水と言い辛かったという話を聞きました。
これから寒くなり乾燥する時期が来ます。
非常持ち出し袋に肌を保湿出来る物入れておくのはとても良いと思います。
リップクリームなどを塗ってマスクをすると気持ちが悪いという方には、このタイプの形のマスクはとても便利ですよ。
乾燥などで肌バリアが失われると、感染症になりやすいですから寧ろ保湿出来る物は必要ですね。
特に乳児幼児には必要な物ではないでしょうか。我が子も冬場は乾燥で痒がるので毎年クリニックで保湿剤を処方してもらっています。
保湿しないと爪で引っ掻いて背中や脇部分が傷だらけに(涙)
被災後は粉塵が舞い、空気も汚れていますから普段の生活とは全く違う環境です。
ですからちょっとした傷にも注意が必要です。
冬の非常用持出袋には保湿剤、私的にはかなりオススメですね。
話が逸れてしまいましたが、戻ります。
旅行用品売り場にありました。
左はトラベルグッズ、右はザ・マイカーという区分のようですね。
中身を比べる為に開けてみました。
不織布のような袋に、柔らかなスチロールのような(レジャーシートなどでよくある感じの)素材の覆いがついています。
袋にはジッパーで密閉出来るようになっていて、中には約300cc分を固められる粉末の吸水材が入っています。
これは小さな子供の手が届かないところに保管する必要がありますね。
あとは、使用後に入れる為の中身の透けない黒いビニール袋。
吸水材も同じく約300cc分です。
我が家では、非常用トイレは薬剤部分だけを50回分などまとまった商品を備蓄しています。
過去記事 自宅避難生活シミュレーション〜トイレ編〜
など、他にもトイレについての記事はいくつかありますので是非ご覧下さい。
そういうわけで、トイレ1回100円では正直割高に感じますが、職場の机の中やロッカーに数個だけ非常用トイレを置いておきたい場合などには丁度良い商品ですね。
人は1日平均6回用をたすそうです。
それを家族全員の2週間分を備蓄しようとすると、この商品ではお金がかかりすぎます。
4人×6回×14日=336回
ということは、トイレに3万5千円以上…
なので、本格的に備蓄するなら薬剤のみの購入の方が経済的です。
ちなみに先日実施した自宅避難生活シミュレーションでは、トイレ2回に1回の薬剤を使用しました。節約、節約。
それでもちゃんと固まりましたよ。
薬剤によっては1回分を400ccとしている物もあるので、商品によっては2回に1個でも足りたりします。
防災グッズを購入する際は、色々な商品を比較検討することが大事ですね。